Melbournians like drinking coffee. A cup of coffee a day is very important for them.
●Melbournians like drinking coffee. A cup of coffee a day is very important for them.
バリスタ仲間と話しているとよくこんな話になります。
「毎日同じ時間、同じオーダーでご来店。」
「1日3回ご来店されるお客様がいらっしゃる。」
「1回のご来店で食前、食後と2回オーダーされる」
私もメルボルンでバリスタとして働くようになって、初めて気づいたメルボルンの人々のコーヒー文化。
通勤前に、犬のお散歩コースの途中で、仕事のブレイクタイム、毎日の大切な新聞を読む時間、ヨガレッスンの後で。などなど
毎日のようにcafeで働いていると、お客様の中でコーヒーは大切な習慣やルーティンのひとつになっていることに気づきました。
語学学校の先生もコーヒー片手に授業。
私は先生に聞いてみました、「毎日このカップのカフェに行くんですか?」
「長年通ってるよ。新しいスタッフのバリスタはまだまだスキルアップが必要だね。」仕事探し中だった私は、びっくりしました。でも先生は変わらず毎日同じお店のカップ。バリスタの成長を見守ってるようにも感じました。
他にも、私の働くカフェにはこんなお客様がいらっしゃいました。
オーナーとお客様との会話を聞いていた私は、オーナーに
「あのお客様はじめてのご来店ですか?」と聞いたら、
「そう、お店を変えたみたい」と教えてくれました。
メルボルンは数分歩けば、カフェ。
少し車を走らせたら、またカフェ。
新しいカフェも次々にオープン。
オーナーさんが教えてくれましが、
一杯のコーヒーが次のご来店を決める。
一杯のコーヒーがお客様の“いつものカフェ”を左右する。
と感じたストーリーでした。
お客様の中には、「とても美味しいコーヒーだ!」と感じたとき、おかわりの2杯目をオーダーされるお客様もいらっしゃいます!
「It was amazing! Can I get one more coffee?」
と、いつものおかわりのone more coffee ではなくて、
美味しかったからのone more coffee はバリスタにとって本当に嬉しいです!
私は自分が作ったコーヒーをお客様から返品されたことが2回あります。
「このカプチーノとはおかしい!」
と返品されてしまったときはすごくショックだったし
それから改めて泡の質と量に意識して作りました。
いろんなカフェのカプチーノを飲んでみたりしました。
この体験は凄く自信も無くしたけど、
もう一度ベストなのコーヒーに向かう機会になりました。
こんなにカフェがあるメルボルン。同じ値段を払うなら美味しいコーヒーがのみたい。お客様の沢山の選択肢から選んでもらうには最高のコーヒーで最高のサービスが大切なんだと感じました。
この記事があなたのバリスタワーホリライフのヒントになりますように!