No.3 MOMOKO のメルボルンバリスタライフ(前半)ゼロからスタート、やっとバリスタになれた!突然にクビにされる… の巻
ゼロからスタート、やっとバリスタになれた!突然にクビにされる… の巻
気付いたら大好きになっていたカフェという空間。
得意ではないけど好きだった英語。
海外旅行経験は少なかったですが、海外旅行中に勉強した英語が現地で通じたときは
本当に嬉しくて、趣味で英語を勉強していました。
そろそろ海外旅行に行きたいなー!
そう思っていた社会人2年目!
コーヒーに関する雑誌を読むとよく取り上げられているアメリカ・オレゴン州にあるポートランドというコーヒーで有名な街。
ポートランドにどうしても一度行ってみたくて、トラベルエージェントに相談に行きました。
でも飲食店で働いていたため、なかなか長期休暇をとることが難しく行けてもとてもハードな短期間旅行になってしまいそう。
人手不足の中長期休暇をもらうのは難しい。
もう気持が海外に向いていたそんな時に、エージェントの方がオーストラリアにメルボルン というコーヒー文化がすごい町がある。という話を聞きました。
渡航資金がたくさんあった訳ではないのでワーホリビザがなく働くことのできないアメリカでの短期留学より、海外のカフェで働く事もできるオーストラリアのが魅力を感じました。
調べて行くうちに、未経験からバリスタになったワーホリ先輩方の体験記を見つけては読むようになりました。
私もやってみたい!チャレンジしたい!という気持ちになり、メルボルンへのバリスタ留学を決めました!
私のゴールはこの時から海外のカフェでバリスタとして働く!に決まったんだと思います。
バリスタで働くにはまず接客に必要な最低限レベルの英語力。
エージェントの方のアドバイスもあり、4カ月は英語力の底上げに集中しよう!
そう思ってワーホリの最大の4ヶ月間(16週)は語学学校にに通いました。(ワーホリビザの場合、語学学校に通える期間は最大4ヶ月と決まっています。)
でも、いざメルボルン についてみたら噂には聞いていたものの、高い物価は想像以上に私のお財布に響きました。
贅沢はしない。
でも大切な1年という限られた期間での貴重な経験も大切にしてきたい。
出来るところはできる限りセーブする生活スタイルでした。
本当は毎日飲みたかったカフェのコーヒーも、一週間に1回の楽しみに。
ブレイクタイムはセブンのコーヒーやインスタントコーヒーで我慢でした。
’’最初の4ヶ月は語学学校で英語に集中・・・それからコーヒースクールに通って、そして仕事探し。’’
そう考えていた私の計画は大きく変わり、
語学学校、バリスタレッスン、仕事探し同時進行で進めないと、これからやって行けない状況でした。
もちろん、コーヒースクールにも費用はかかる。
持ってきたお金は想像以上のスピードで減っていく。
仕事はいつ見つかるか分からない。。。
コーヒーの技術を上げなければ仕事は見つからない。お金がなくなりそう。。。
そんな状況の中の仕事探し想像以上にキツかったです。
語学学校に行けば、友達が「How is going your job haunting?」と声をかけてくれました。
「I’m still looking for a cafe job.」と答える日々でした。
もう、オールラウンダーからでもいい。とにかくメルボルンのカフェという空間で働らく一員になりたい。そんな気持ちで毎日毎日仕事探しでした。
初めて決まったトライアルはFaceBookグループの私の仕事探しの投稿がきっかけでした。
私の投稿をみて、オーナーさんが「一度トライアルにきてみないか?」と連絡をくれました。
トライアルに辿り着くことさえ大変だったのでその連絡を頂いただけで喜びました。
初めてのトライアルでは、精一杯のパフォーマンスをしましたが、コーヒーの技術も英語力も及ばず、「採用できない」と言われました。
もう一人来ていた相手の方の方が圧倒的にラテアートも英語力もあり、その場で相手の採用が決まりました。
泣いて帰った初めてトライアルでした。
その後数回コーヒースクールに通い’’トライアルを通過すること’’を目標にして技術向上に励みました。私は幸い2件目カフェのトライアルでバリスタのアシスタントとして採用が決まりました。
これは、私の技術はまだまだお客様に出せるコーヒーのレベルではなかったのですが、エスプレッソを落とす基本的な流れは身につけていたので、伸び代を考えてオーナーが採用してくださったのだと思います。
また、お店で数年間働いていたバリスタ歴10年のヘッドバリスタが退職する。ということでいいタイミングでお店に出会えたことが一番ラッキーだったと思っています。
そのヘッドバリスタが日本語を勉強中ということもあって、日本人への好感度もありました。やっぱ、ラッキーだったと思います。
ここで、コーヒースクールで勉強してきたコーヒーの知識とスキルを日々ブラッシュアップしていきました。
ヘッドバリスタに、「フラットホワイトとラテのオーダーが同時に入った場合の2杯どりがうまくできない」など、わからないこと明確にしてヘッドバリスタに伝え、教えて頂きました。
「学びたい。教えて欲しい。」という気持ちを言葉と行動でヘッドバリスタに伝え、教えてもらったらしっかり「ありがとう」を言う。
これを意識していたら、ヘッドバリスタも退職の最後の日まで私の教育に力を注いでくれて、本当に感謝です。
その後は台湾人の英語ペラペラ、コーヒースキルも抜群なバリスタがヘッドバリスタを後任しました。
ここのカフェは、平日は1人のバリスタで週末は2人のバリスタでコーヒーをさばきます。もちろん平日の中でも波があり、ゆっくりコーヒーを作れる時間もあれば頭の中がパンクしてしまいそうなくらい一気にお客さまが長蛇の列を作る時もあります。
どうしてもスキルが追いつかず、回しきれない場面も多くありました。
英語力も不十分な私は、他のスタッフのよりオーダー取りさえも時間がかかってしまう。
足を引っ張るスタッフだったので、だんだんとシフトが減り、最終的に私は週末の忙しい時だけ働いて欲しい”週末アシスタントバリスタ”と言う状況までシフトが減ってしまいました。
語学学校も終わり週末のシフトだけではオーストラリアで生きていけない!
「もう少し、シフトをください。」とオーナーに伝え少しシフトを増やしてもらうことができましたが、受身のままではいけない。と夜は日本食レストランでも掛け持ちを始めました。
日本食レストランでは日本人の同じワーホリ仲間の方々が接客英語のコツを教えてくださったので、とても勉強になりました。
自分も英語を使った接客のコツがわかり自身の成長を感じれました。
みんなローカル環境を好みますが、私は日本食レストランで働いて、
「同じ日本人ワーホリ仲間がこんなに英語頑張っている!スラスラ話している!」と刺激をもらえたので、このタイミングで日本人の方と働けたことに感謝しています。
しかし、順調に進んでいたように感じていたカフェの仕事、はコーヒーと英語力の実力不足でスタッフも私に不満もあったようで「英語力」が原因と言われクビになりました。
急にクビにされる。そんなことは良くあるオーストラリア。と聞いていたものの、いざ自分の身にそれが起こるともう立ち直れないくらいショックでした。
でも、全部自分のせい。英語力が足りなく、オーダーとりが遅い。コーヒーを早く上手く回せない。。。次の仕事探しのエンジンがかかるまでに何度も落ち込みました。
気付けば、ワーホリビさもあと半年。
今を逃したら、バリスタとして働くのは余計に難しくなってしまうだろうと思い、もう一度仕事探しをスタートしました。
MOMOKOのメルボルンバリスタライフ(後半)近々更新します。
〜メッセージ〜
バリスタになるまでも、なってからも、人それぞれのストーリーがあると思います。
私もインタビューをしていて、バリスタ仲間からとても刺激をもらいました。
みんな、いろんな苦労をしてバリスタになってる!
バリスタを目指す仲間にとって、ポジティブなパワーになったらいいなあ。と思いこの記事を書きました。
私が感じた、仕事探しのコツなどは前の記事に詳しく書いて見たので読んでみてください。
ぜひ、あなたのバリスタライフ楽しんで欲しいです!
私がお世話になったコーヒースクールはこちら
ベテランバリスタ&焙煎師の日本人女性のクラスです。
とても明るい講師で、講師の枠を超えて仲良くして頂きました!
自分のレベルで進めれる個人レッスンはとても魅力的です!
質問などがあればお気軽にメッセージください。 MOMOKO
No,2 Natsuko 〜飲食•接客未経験からのスタート、今ではコーヒーの虜に!ナツコのバリスタライフ〜
私となつこさんとの出会いは、私の働くカフェ。
どんなに遠いカフェでも気になれば足を運んでしまう彼女。
カフェ巡りを楽しみながら、最高のコーヒー、最高のエスプレッソを勉強して自分の舌を鍛え続けているなつこさん。
異国のちでゼロからスタートした飲食・接客・コーヒーの世界。
”自分の好きを突き詰めたらコーヒーだった、やろう!と思った”と語るなつこさん!
今では会うたびに、ずっとコーヒーの話ばかり。
彼女は今もワーホリバリスタライフを苦戦しながらも、enjoyしています!
明るいなつこさんのインタビューお楽しみください。
●コーヒーを好きになったきっかけはなんですか?
日本ではドリップコーヒーを好んで飲んでいました。コーヒーは好きでしたが、語れるほどの知識を持っていたわけではなく、"好きなもの"の中のひとつでした。
ブラックコーヒーが好きだったので、AUS(オーストラリア)に来てからもずっとLB(ロングブラック)を飲んでいました。
ただ、私好みの味に出会うことはあまりなく…なぜAUSのコーヒーはこんなにパンチが強いのだろう?と不思議で仕方なかったです。今は抽出方法が異なっていたと気付けますが、その頃はその違いもわかりませんでした。
LatteやFW(フラットホワイト)などホワイトコーヒーを飲むようになったのは、ファームで出逢った方(Aさん)がきっかけでした。
Aさんは日本でバリスタ経験があり、AUSではセカンドビザ取得後、カフェでバリスタをしたいという明確な目的がありました。
毎日白目を剥くようなファーム生活でしたが、休日にはAさんとカフェへ行き、ジーザスなファーム話からあんなことやこんなこと、コーヒーの話に花を咲かせました。
気付けばAさんの影響を受けてLatteやFWを飲むようになり、ラテアートの存在も知りました。
ファーム生活も終わりに近づき、次に何をするか?と考えたときに、
ワーホリを終えたら日本で仕事 → 好きなことで仕事がしたい → 好きなことリスト → コーヒー → バリスタ?
みたいな流れでワーホリ2年目はバリスタを目指すことにしました。
●なぜセカンドビザをとろうと思いましたか?
AUSに来た当初セカンドビザを取得する予定は無かったです。
働き出して4ヶ月が経過した頃、仕事も少し慣れてきて次のステップにいきたいな〜、お家も引っ越したいな〜と考えていたときに、シェアハウスの方がファームへ行き…これまで頭に無かったファームという選択肢が出てきました。日本ではなかなか挑戦出来ない職種だし、ファームってなんだかワーホリ感があるなと思ったので、とりあえずファーム行ってみてセカンドビザ取れそうなら頑張る。ダメなら1年でAUS切り上げて他国へワーホリするのもアリかな…と成り行きですね。
明確な目標目的があったわけではないです。
●バリスタ未経験という”実力ゼロ、経験ゼロ”のレベルから、どうやってバリスタになりましたか?
なつこさんのバリスタストーリーを教えてください。
※長くなります。まとめきれません。
私は現在カフェとレストランを掛け持ちしています。
まずはカフェですが、Aさんの紹介です。
コネですね。笑
メルボルン到着 → Aさんと合流 → 乾杯 → Aさんにオーナーから連絡が来る → 私を紹介 → 翌日面接
…という流れでMEL(メルボルン)に到着して翌朝にはレジュメ(履歴書)を抱えて電車に乗っていました。
私が想定していた仕事探しと全然違う!
今でもその日のことを思い出して笑います。
当初、私の予定ではMELに到着したら2週間くらいは下見しながら面接の準備して〜と悠長なことを考えてました。まさかこんなに早くチャンスが来るなんて…レジュメを準備してて良かったと思いました。
私の英語レベルはかなり低いので、面接…超超超超超不安でした。まだ準備が出来てないから断ろうかな…とネガティブな感情も見え隠れしましたが、そこは気持ちを切り替え、ダメでも今後の面接の参考になると思ったので当たって砕けろ精神で受けました。カフェに向かう電車の中で面接で使いそうな英語を必死にググったのが懐かしいです。
そして、面接にて…
まさかのGoogle翻訳を利用しました。笑
オーナーがGoogle出してきたときには、もうダメかなw と思い、この状況になんだか笑えてきて割り切って話をした気がします。
ところが、最後の最後に私の予想は裏切られ、トライアルに来てという話になりました。
Googleに感謝しましたね。この時代に生まれて良かった。笑
キッチンハンド兼オールラウンダーというポジションでしたが、カフェの経験もコーヒーのスキルも英語のスキルもないので、藁にもすがる思いで働きました。
無事トライアルとトレーニングを終え、カクカクシカジカありつつ現在に至る感じです。
How was yesterday?
How was weekend?
How was your day off?
↑How are you?の後によくこの会話が続きます。
その度に、もう一つの仕事でコーヒーマシーンに触れたんだ!
コーヒーレッスンを受けたんだ!とコーヒーの勉強してます。アピールをし続けて、最近は少しずつコーヒーマシーンも触らせてもらえるようになっています。練習はさせてもらえますが、カフェでお客さんに提供したのは数回です。キッチンハンドで採用されているのでバリスタのポジションは難しいかなと最近感じています。
ちなみに、キッチンハンドのスキルは右肩上がり!ポーチドエッグのクオリティ褒めてもらえます笑。
もうひとつのお仕事…こちらもAさんの紹介です。2個目のコネです。
バーもある大きめのレストランです。
こちらはMEL到着して1週間後くらいに面接しました。
カフェの面接の印象が強すぎてあまり覚えていないのですが、このレストランで働くには私の英語レベルだと無理かも。と感じたのだけは覚えています。
面接の数日後、トライアルを受けましたが、2時間経ってもなかなか終わらず…帰りたくなって(笑)いつ終わるのか確認したところ、
「忙しいから良ければそのまま働いてくれる?今日の分も給料払うよ」
というラッキーな展開で働き始めました。(トライアルは無給のことが多いです)
Aさんが事前に私がバリスタになりたいと思っているということをオーナーに伝えてくれていましたが、コーヒーの知識も経験もない私はオールラウンダーから始まりました。
この時期が本当にキツかったです。
最初はオールラウンダーでもなくランナーでした。ひたすらお皿を下げて、テーブルセッティングして、料理を運んで…の繰り返し。
ドリンクオーダーすらも取らせてもらえず、辞めるという言葉が何度も頭をよぎりました。
しばらくして、オーダー取っていいと言われて喜んだのも束の間…カフェではなくレストランなのでメニューが多く、慣れるのにだいぶ時間かかりました。
馴染みのないメニューばかりでサーブするのもオーダー取るのも一苦労。
キッチンの訛りの強い英語を理解するのも一苦労。
英語圏の方々の早口を理解するのも一苦労。
私の頭の中はパンク寸前でしたが、とにかくコーヒーの為…コーヒーの為…コーヒーの為…と自分に言い聞かせて分かることだけを徹底して行い、ひたすらフロアを動き回っていました。
ある日(働き始めて2週間後くらい?)、オーナーに呼ばれて
「君バリスタなりたいんだよね?コーヒーの練習していいよ。」
とマシーンを触らせてもらえることに。
その際、私の先生となったのはまさかのAさん!
バリスタを目指すきっかけをくれたAさんから直接コーヒーの作り方まで習えるなんて…なんだか面白い展開でした。
その後もコーヒーセクションに入るチャンスを与えてもらい、少しずつコーヒーを作れる機会が増えていきました。
長くなるので割愛させていただきますが、こちらもカクカクシカジカありつつ…
近々コーヒーセクションに空きが出るので昼に働いてくれないか。とオーナーからオファーがあり、最近は本格的にコーヒーセクションに入る時間が増えています。
仕事の始まりはこんな流れでしたが、どちらのオーナーも英語がねー。と言ってて、英語が原因でいつクビになってもおかしくないなって感じでした。
( 小声: 過去形にしたけど、今でもその空気はあります。もっと英語勉強して。と職場の人に言われて白目剥いてます。ははは。)
クビになったらそれはそれでタイミングだと割り切って目の前の出来ることを取り組んでます。
昼はカフェ、夜はレストラン。
いつクビになるんだろうか。とヒヤヒヤしながらほぼ毎日働き、空いた時間にコーヒーレッスンを受けたり、メニューを覚えたり、接客用語を覚えたり、現実逃避をしたり…そんなこんなしながら気付けば3ヶ月が過ぎています。
流れで掛け持ちしていますが(いずれクビになると思っていた)、キッチンハンドをしているおかげでカフェメニューへの理解が深まり謎だらけのレストランメニューがわかったり、レストランで覚えたサービスやフロアの動きをカフェで活かしてみたり…
双方働く事によってお互いの仕事で活かせている事がたくさんあります。
掛け持ちは賛否両論あると思いますが、掛け持ちしなくても良いくらい待遇の良い環境で働けるのならそれが1番だと思います。
でも、未経験で最初からそのポジションを得るのはなかなか至難の技かと。
掛け持ちすると休みが取れなくてキツい時期もありますが、クビになってももう一つあるからいっか!と割り切ってちょっと強気で頑張れることもあります。ただ、同じタイミングで掛け持ちし始めるのはオススメしないですね。笑
(↑実はこの記事を書いた1ヶ月後、カフェを卒業しました。今はレストランでコーヒーセクションをメインに働いています)
●どうやって自分自身のコーヒースキルアップをしましたか?
仕事の前後、余裕があればカフェ巡りをしています。
職場でもたくさんコーヒー飲んでるのに他のカフェに行くので職場の人にクレイジーと言われる事も笑。
他のカフェに行くとお客さんの目線になれるので勉強になります。
他の人のコーヒーを飲んだり接客をみて、我を振り返りよく反省します。笑
エスプレッソの味がよくわからないので最近はエスプレッソを飲んでみたり。
そろそろカッピング巡りも始めたいです。
私もコーヒーうんちく語れるようになりたい笑
最初はバリスタの学校に通うことも視野に入れていましたが、私の場合は仕事が先に見つかったので、その時その時の課題を色々なスクールで勉強させてもらっています。
仕事を始めて、コーヒーを作るチャンスが近づいて来てると思い、"メルボルン バリスタ 勉強"みたいなワードでググってヒットしたところに行ってる感じです。
▷職場でのレッスン
職場の人が教えてくれたり、お店で扱っている豆を焙煎している人が教えに来てくれました。職場で習えるのって有り難いですよね。ただ、英語なので全てを理解出来なくて謎が残ります。そこが本当に残念で、申し訳ない気持ちになります。
▷South of Japan coffee class
日本人講師のMidoriさんがマンツーマンで教えてくれます。どんな課題でも対応してくれます!私は毎回課題を持っていき教えてもらっていました。マンツーマンだと自宅用のマシーンなので圧が弱めですが、自分のペースで習いたい方にはオススメです!グループレッスンでは実際に業務用マシーンを使用出来ます。エスプレッソだけではなくハンドドリップやカッピングなども要望があれば対応してくれます。様々なコーヒーの知識が学べるのが魅力だと思います。
朝昼夕と授業のコマ数も多く、仕事の合間とかに通いやすくてとても助かりました!
https://southofjapan.com/
▷シティのラテアートクラス
とにかくたくさん作りたいと思って行ってみました。開講の条件が最低3人らしいですが、私のときは当日に1人欠席したので生徒が2人になり予想以上にたくさん作れました!受講したときは本当に習い始めのペーペーだったので、とにかくたくさん作った!という印象です。基礎知識があってラテアートの練習だけしたい人にはいいかもしれません。私も今ならもう少し活用出来る気がします笑
https://kaitekichan.com/barista_course/
↑この記事を見てラテアートコースを受講しました
▷+Nobu
明確!全てが明確!授業内容がまとめられているプリントを配布してくれるのでとても学びやすかったです。
未経験の方でも+Nobuのスクールを受講して仕事探ししたらみんなバリスタになれる気がしました。それくらいわかりやすかったです。また、業務用マシーンを使用するので実務に近いレッスンで助かりました!
現在、土日だけの開講となっているので早めの予約をオススメします。
https://www.facebook.com/plus.nobu
最初の3ヶ月は時間があればとにかくレッスンを受けていました。
MELには本当にたくさんのスクールがあります。
その中から自分に合ったスクールを選ぶのはなかなか難しいです。私はMidoriさんとNobuさんに出逢えた事がすごくラッキーでした!
日本語で受講出来るスクールの存在は本当に助かりました。
未知の世界の事は母国語で習うのが一番効率が良いです。
あと、お二人を通して日本人バリスタの方々に出逢えた事も感謝しています。話を伺うとみんなそれぞれ奮闘しているんだな。と励みになります。
MELはコーヒー文化がすごい!
わからないことがあってもすぐに学びに行ける環境があるのが本当に素敵!
(なつこさんが初めて作ったラテ)
●バリスタ希望の人に向けてメッセージをお願いします!
私から言えること…すごく悩ましい質問ですね。
私もまだ"バリスタ希望の人"の感覚です。
毎度毎度、とりあえず〜という感覚で動いていますが、物事にはタイミングがあると私は思っています。MELに来てからそれを肌で感じています。
思い通りにいかない日もありますが、それも次のタイミングが来たときの為の準備期間だと捉えて過ごしています。
有り難いことに“日本人”はひとつの強みになります。
今まで良い働きをしてくれたワーホリの先輩方に感謝しています。
日本人であることにあぐらをかかず誇りを持って出来る事をやっていたらどうにかなる気がします。実際、私は英語が出来なくてもどうにかなっています笑。
動いていればタイミングは必ず来ます。チャンスが来たときに力を発揮出来るように備えることが大事だなと最近改めて思います。
↑習い事の先生のお家に貼られている言葉です
なんか”ハッ!”としますよね。
私だけかな?笑
先生の口癖は「人生死ぬまで一生勉強」70歳を過ぎても勉強する姿勢に驚きます。
私はまだまだひよっ子ですが、とにかく出来るところまでやってみたいと思っています。
私の場合、まだ駆け出しの身なのでこの記事を読んでいるみなさんとほぼ変わらない、もしくはみなさんの方が経験も技術もあるかと思います。
なので、ももこさんからバリスタインタビューのオファーが来た時に私みたいな者が発言していいのかすごく悩みました。
需要あるかわからないけど、私の体験談を読んで、あ、自分にも出来そう。と思ってもらえたら嬉しいです。
(↑なつこさん作、コーヒーレッスンでの1杯)
●ワーホリライフで楽しいことはなんですか?
楽しいのはコーヒーに携わっているときですね!やりたいと思っていたことに挑戦している今が1番楽しいです。
( ↑9割本音。1割綺麗事。笑)
(↑なつこさん作)
模範解答してみたけど…
正直、上手くいかず楽しめないこともあります。
というか上手くいく日なんて数える程度でよく悩んでます。気を緩めると目から水滴が…なんて日も笑。色々ありますが、今しか出来ない経験だし、やりたいことをやれてるのでその悩みさえも愛おしいと思えますね笑。
あと、私は接客業の経験がなく、ワーホリの機会に…と挑戦していますが、すごく面白い世界だなと思います。お客さんの態度に一喜一憂していますが、ホスピタリティの世界に魅了されている部分もあるかもしれないですね。
コーヒーを通してたくさんの方々に出逢ってその方のワーホリストーリー、バリスタストーリーを聞くのも楽しいことのひとつです。
バリスタ会 in Melbourne これ開催したら楽しそう。バリスタあるあるしたいですね。
日本で迷っているアナタ、早くおいで〜💗
https://www.australia.gov.au/ 笑
なつこさん、インタビューのご協力ありがとうございました。
この記事が、バリスタを目指す仲間にとって
ポジティブなエネルギーになることを願います♡
NO,1 YUKI OBT ~今は世界旅行中!オージーも認める英語力で勝ち取ったバリスタJOB!〜
NO,1 YUKI OBT ~今は世界旅行中!オージーも認める英語力で勝ち取ったバリスタJOB!〜
大学卒業後後にオーストラリアに行くことを決めメルボルンバリスタになるまでの流れを教えてください
まず始めに、
あと、僕は大卒後に英語の先生になる予定でした!
外語大出身なので、学生時代にカナダに留学したり、
生徒達が海外で働く機会に英語を仕事で使うのを見越しての英語教
自分が本格的に海外で働いたことがないのに英語?
と言いつつ、実は今は生徒達に「本当にしたいことなら、
第一産業に携わる仕事を、
羊を追いかけ、牛の乳を絞り、馬にまたがり、
(
(Yukiさん作 ラテ)
●実際にどうやってバリスタになったんですか?
僕は正直「バリスタ?バーテンじゃなくて?へー、
でも生活費がないのに加え、
加えて、ここで思いつきました。
「ここ、エスプレッソマシンもあるし、
というわけで働き始め、
ここで負けず嫌いの悪い癖が出てしまって、
しかし、
そこからは少しペースを落として1週間で150枚くらい配りまし
やっぱ経験あると言うと「よし、なら作って見せてくれ」
まぁ当然できないのでトライアルまでは行き着きません。
ですが、
まぁつまりは
レジュメ配り
↓
慣れないマシンでコーヒー作る、コツを聞く
↓
採用とはならず
↓
再びレジュメ配り
というのを他の仕事を掛け持ちしつつ、数ヶ月間繰り返しました。
するとやはり挑戦した回数に技術も知識も伴ってくるようで、
うーん、よかった。
以上ですが、
●バリスタとして働くときに特に意識していることはありますか?
技術面ではメルボルンには僕より優れたバリスタさんが沢山いらっ
僕は1杯1杯魂を込めて作ってました!
「美味しくなれ美味しくなれ」と思いながら作ると
本当に味も見た目も良くなります。
●英語を使ってスタッフやお客様とのコミュニケーションでのポイントや意識していることがあれば教えてください。
英語でコミュニケーションってワーホリ生の目的であり最大の鬼門
ありがたいことに、
英語うまい人ってどんな人かというと、
●バリスタライフで一番嬉しかった出来事はなんですか?
最後の半年はLygon StのイタリアンビストロのNo.
●次のワーホリバリスタ希望の方に向けてメッセージ
前述を見て「こいつレジュメ配りすぎじゃね?枚数感覚狂ってね?
メルボルンには沢山カフェがあります。
●世界一周に向けての意気込みをどうぞ!!
こんなチキンな僕ですが世界一周に出るので、
見てください。
https://obablog.hatenablog.com/
instagram: obt1105
YUKI OBTさん、インタビューのご協力ありがとうございました。
この記事がバリスタを目指す人にとって何かのヒントになりますように!
Melbournians like drinking coffee. A cup of coffee a day is very important for them.
●Melbournians like drinking coffee. A cup of coffee a day is very important for them.
バリスタ仲間と話しているとよくこんな話になります。
「毎日同じ時間、同じオーダーでご来店。」
「1日3回ご来店されるお客様がいらっしゃる。」
「1回のご来店で食前、食後と2回オーダーされる」
私もメルボルンでバリスタとして働くようになって、初めて気づいたメルボルンの人々のコーヒー文化。
通勤前に、犬のお散歩コースの途中で、仕事のブレイクタイム、毎日の大切な新聞を読む時間、ヨガレッスンの後で。などなど
毎日のようにcafeで働いていると、お客様の中でコーヒーは大切な習慣やルーティンのひとつになっていることに気づきました。
語学学校の先生もコーヒー片手に授業。
私は先生に聞いてみました、「毎日このカップのカフェに行くんですか?」
「長年通ってるよ。新しいスタッフのバリスタはまだまだスキルアップが必要だね。」仕事探し中だった私は、びっくりしました。でも先生は変わらず毎日同じお店のカップ。バリスタの成長を見守ってるようにも感じました。
他にも、私の働くカフェにはこんなお客様がいらっしゃいました。
オーナーとお客様との会話を聞いていた私は、オーナーに
「あのお客様はじめてのご来店ですか?」と聞いたら、
「そう、お店を変えたみたい」と教えてくれました。
メルボルンは数分歩けば、カフェ。
少し車を走らせたら、またカフェ。
新しいカフェも次々にオープン。
オーナーさんが教えてくれましが、
一杯のコーヒーが次のご来店を決める。
一杯のコーヒーがお客様の“いつものカフェ”を左右する。
と感じたストーリーでした。
お客様の中には、「とても美味しいコーヒーだ!」と感じたとき、おかわりの2杯目をオーダーされるお客様もいらっしゃいます!
「It was amazing! Can I get one more coffee?」
と、いつものおかわりのone more coffee ではなくて、
美味しかったからのone more coffee はバリスタにとって本当に嬉しいです!
私は自分が作ったコーヒーをお客様から返品されたことが2回あります。
「このカプチーノとはおかしい!」
と返品されてしまったときはすごくショックだったし
それから改めて泡の質と量に意識して作りました。
いろんなカフェのカプチーノを飲んでみたりしました。
この体験は凄く自信も無くしたけど、
もう一度ベストなのコーヒーに向かう機会になりました。
こんなにカフェがあるメルボルン。同じ値段を払うなら美味しいコーヒーがのみたい。お客様の沢山の選択肢から選んでもらうには最高のコーヒーで最高のサービスが大切なんだと感じました。
この記事があなたのバリスタワーホリライフのヒントになりますように!
ついに!やっと決まったトライアル!
●ついに!やっと決まったトライアル!
トライアルはバイト探しの中で最も重要な通過点だと思います。
どんなにレジュメが完璧でも、英語が話せても、キャリアがあっても、 トライアルでオーナーに認めてもらわなくては仕事をゲットできません。
トライアルをどう説明したらいいかわからなくて調べたら、しっくりくる言葉を見つけました!
「トライアルは、付き合う前の数回のデートのようなもの。お互いに合うか、合わないか実際にデートしてみる♡」
1日体験(試用期間) ということで、お店に行って実際に数時間働きます。
もちろん、お店から採用出来ないと判断されることもあります。
逆にこちらからここはなんか向いていないな。と採用を断る場合もあります。
日本では仕事もバイトも面接→採用→実際に働くが主な流れだと思いますが、
海外ではトライアル→採用が主流のようです。
”実力社会”と言われているオーストラリア、どれだけ即戦力になれるかが採用を決めます。
採用されて次のシフトをもらっても数週間はいつクビにされるかわからないのも事実です。
私も何十枚の履歴書をカフェに落としてやっと、やっと決まった初めてのトライアル。
当時の私にとってはカフェからトライアルの予定合わせの連絡をもらっただけで一歩前進した気分になり、友達に「トライアルに行ってくる!!!」と話していました。
トライアルに行く直前までどんなコーヒーの種類があったか、コーヒーレッスンのメモを見て復習しました。
カフェに着くとオーナーと少しだけ話しました。
「今は語学学校に通っています。コーヒーレッスンに通っています。メルボルンでの仕事の経験はありませんが、日本で飲食店で長年働いていました。」
など話すと、「じゃあ、ちょっとコーヒー作ってみる?」と言われコーヒーマシンの前に。
「ミルクはここ、エスプレッソはこのボタンを使ってね!」
で説明は終わり、私の心臓はばくばくでしたが、知っている限りの知識と技術を全て使って作ったラテは泡も良くない。ハートも不恰好なラテでした。
本当に、こんな感じのラテです。
「もう一回作って」とオーナーがチャンスをくれましたが、全く良くならず手も震えるくらい緊張してしまいました。
「じゃあ私が1回やるから、見てもう一回作って。」と言われて作ったら、
緊張もMAXだし、改善しようと頑張ったら温度も高い泡の質ももっと悪くなってしまいました。
オーナーに「これじゃあ採用できない。」と言われ、「皿洗いでも大丈夫ですので採用してください。」と伝えました。「ここの洗場は大変だよ。」と言われましたが、「大丈夫です。日本で忙しいカフェでの経験があります。」と言い、数時間皿洗いをさせてもらいました。
皿洗いをしながら気持は悔しさでいっぱい。
私がお皿を洗っていた数時間の間にもう一人バリスタ希望のトライアルの女性がきました。
その方は私より英語が話せる上に、ラテアートも入れれる。
その場で相手の採用が決まりました。
「私は次のシフトをもらえた!あなたはどうだった?」と聞かれ、
英語力もない私は「多分、私に次は無いねー。おめでと!」 というので精一杯でした。
なんだか、とても悔しくなって帰りのバスは泣いて帰りました。
悔しさをコーヒースクールの先生に伝え、
実力不足を痛感し、次のレッスンを予約しました。
これが私のファーストトライアルです。
でも数カ月後の2回目の仕事探しでは数カ月間カフェでコーヒーを作り続けていたため、技術もついてと自信を持ってラテアートをすることができました。
数件のトライアルに行きましたが、全てのカフェで「採用したい。」と嬉しい言葉を頂きました。自分にとって条件がよく、働きたい!!と思えるカフェを選べるようになっていました。
トライアルでいいパフォーマンスができるように技術習得がとても大切だと思った体験でした。
まだまだ続く仕事探し、レジュメを配る日々
●まだまだ続く仕事探し、レジュメを配る日々
「通学路周辺で、仕事が見つかったら通いやすくていいな!」
と思っていた私は、語学学校と寮を結ぶトラムを区間分けして、数日かけてほとんどカフェにレジュメを配りました。
中には、私の英語を聞いただけで
「バリスタには英語力がいる。無理だ。」
と言われたり
「メルボルンでの経験はある?ないなら雇えない。」
と言われたりしました。
はじめの方は落ち込んでいましたが、もう履歴書を渡すのにも緊張はしなくなり、
断られて当たり前、拾ってもらったらラッキー!
というくらいになりました。
履歴書配りのポイントは、
★挨拶をする!
★オーナーさんに直接渡す
★メリットを簡潔に伝える
だと思っています!
履歴書を配るときにオーナーさんに直接渡すことはとても重要です。お店によってはわずかなシフトを取り合っている店のスタッフに渡しても、オーナーに渡してもらえない場合もあります。
「もし、この人が採用されたら私のシフトが少なくなる。」と履歴書をゴミ箱行きにされるより、
「オーナーさんいらっしゃいますか?」と声をかけて仕事探しをする人が多いです!
その方がスピードも速いしやはり、採用を決めるのはオーナーさんなので。
でも、履歴書をあまりしっかり読まないオーナーさんも多い様です。
なので渡しながら、
「ワーキングホリデービザです。」
「この店の近くに住んでいるので朝早いシフトも大丈夫です!」
「日本でバリスタの経験があります。」
「週末は必ず、平日も働けます。」
など自分のポイントをサラッと伝えることは大切です!!
履歴書もパッとみてわかりやすい履歴書を作ってみてください!
やはりバリスタ希望の履歴書はラテアートの写真や実際にコーヒーマシンの前に立っている写真があるとオーナーさんはイメージしやすかったり、経験がある。と思ってくれるのかもしれません。
(これは私が履歴書に使った写真です!)
あなたの仕事探しのヒントになりますように♡
異国の地、いざ!仕事探しスタート!!
●いざ!仕事探しスタート!
初回コーヒーレッスンで最後の最後にやっと作ることができたブサイクなハートのラテアートがこれです!
“今の私の実力はこれ!”と
この写真を履歴書に載せて完成!
あとは配るのみでした。
メルボルンにきて最初の4ヶ月は語学学校の寮に住んでいたので、「寮の近くのカフェで採用が決まったら最高だなー!」と思った私は、寮近くの素敵なカフェにはじめて履歴書を渡しました。
絶対に聞かれると噂を聞いていたこのフレーズ「Do you have experience ?」
”experience”は「経験」です。
「Yes I have!I worked as a kitchen hand in Japan. But my coffee skill is like this.」
と不細工なコーヒーの写真を指で指します。
「また連絡するよ」と言われました。
1件目を配った自分に拍手したのと同時に、堂々と自信のある態度をとることができなかった自分に反省しました。
「また連絡するよ」の言葉に期待をして1週間待ちました。
その後の数十枚の履歴書を配った経験から、
今思い返せば「また連絡する」は
”今は採用できない。”という意味だったと理解できます。
でも当時はその言葉に期待をしてしまっていた分、連絡がこない日々が続くとネガティブになっていました。
「あのカフェは駄目だったんだ。」とやっと気づいた私は履歴書配り再開です。この経験で、お店側の返事を期待せず配り続けることの大切さを学びました。
それからは一日に何軒もカフェに履歴書を落としました。
語学学校では「what are you going to do after school?」ときかれ
「I’m going to job hunting!」と答える日が続きました。
”星の数ほどカフェがある”と言われているメルボルン。
「どこでもいいから拾ってよー。」って思ってしまうほど履歴書を配り歩く毎日でした。